整う自炊:自然栽培牛蒡の黒ゴマスティック

食事

こんにちは、フミコです。
今日は完全ヴィーガンでグルテンフリーのゴボウ料理ですぞ。黒ゴマをプラスすることで更にエネルギー値を爆上げしているので、そのおつもりでお読みくださいね。後半では、牛蒡についての深堀りも書いています。

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整う自炊:自然栽培牛蒡の黒ゴマスティック - ヒフミヅム | stand.fm
※この放送はstand.fmのAIテキスト読み上げ機能で作成されています。

簡単ゴボウの黒ゴマスティック

材料:
自然栽培の牛蒡
木桶醤油
木桶玄米酢
自然栽培の米粉
国産こめ油
有機ゆず果汁
有機黒炒りごま

作り方:
①牛蒡は土がついたまま、しばらく水に浸して表面の土をふやかす。その後、タワシかブラシで表面の土を洗い落とす。(私は食品専用に大き目の海外産歯ブラシで、野菜の土を落としています)

②洗った牛蒡をスティック状にカットする。(硬いので氣をつけてね)切ったゴボウをボウルかバットに入れてから、醤油とお酢をまぶす。分量の目安は、写真の牛蒡位の量でしたら、お醤油は大匙一杯、お酢は大匙二分の一か三分の一辺りでしょう。(私は午前中にここまでの仕込みをしておいて、午後に仕上げるようにしています)

③フライパンを準備する。フライパンを熱し、その後米油を入れて中火弱程度で熱しておきます。

④味がある程度染み込んだゴボウに米粉をまぶす。(食品用のビニール袋を使うと便利です。上記の分量でしたら、米粉の目安は大匙一杯程度です。)

先に米粉を袋に入れておく。袋の中で牛蒡に粉をまぶす。粉が足りないようでしたら追加してくださいね。

牛蒡を取り出したボウルに残った漬け汁も捨てません。別の加熱するお料理で使いましょう。(私は翌朝のお粥に入れましたよ)

⑤熱したフライパンに、余分な粉をハタキながらゴボウを並べる。粉は表面に薄く付いていればOKです。袋に残った粉は、こちらも別のお料理で使いましょう。

⑥牛蒡に火が通るようにじっくりと火を入れていきます。粉が付いているので、味付けでも焦げやすさは軽減されています。牛蒡独特の良い香りがしてきますので感じてみてくださいね。

⑦ペーパーを敷いたお皿に牛蒡スティックを並べる。そこにお好みで柚子などの柑橘果汁を振りかける。(無くても構いません)

⑧仕上げに黒炒り胡麻を指でひねりながら乗せる。(黒すり胡麻でも構いません)これで出来上がりです。

食べた感想

下味の分量や漬かり具合によっては、味が薄く感じるかもしれません。その際は後から塩を振って調整してください。今回は塩は不要で、味付けはバッチリでした。

ゆずの果汁の爽やかな香りも伴って、あっという間に全部を食べきっていました。自然栽培の牛蒡は甘みが格段に強いので、甘味調味料はむしろ邪魔になります。良質な牛蒡を存分に味わえるお料理です。

牛蒡について

アジア原産の根菜であり、日本や中国、韓国などで広く栽培されています。英語では “burdock root” と呼ばれます。

地下に長い茎を持ち、その表面には茶色や黒っぽい皮があります。非常に栄養価が高く、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。特に、カリウム、マグネシウム、鉄、ビタミンB6が豊富です。

一般的には、加熱して食べることが多いです。ナマの牛蒡は、サラダや漬物の具材として利用されることがあります。また、加熱では、煮物や炒め物、汁物などの料理にもよく使われています。

血糖値改善や血圧を下げる効果も

牛蒡は、健康に良いとされる多くの効果があります。食物繊維が豊富なため、消化を促進し、腸内環境を改善する助けとなります。また、抗酸化物質も含まれており、体内の活性酸素を除去する働きがあります。その他、血糖値を安定させる効果や、血圧を下げる効果もあるとされています。

牛蒡の旬はいつ?

一般的には秋から冬にかけてですが、地域や気候によって異なる場合があります。

秋季(10月から11月):
牛蒡の収穫が盛んに行われる時期であり、秋の季節野菜として人氣があります。この時期には、根元からの牛蒡が旬を迎え、新鮮で風味豊かな牛蒡が市場に出回ります。

冬季(12月から2月):
一部の地域では冬季にも牛蒡の収穫が続きます。寒さが増すと地下に蓄えられた栄養が凝縮され、甘みが増す特徴があります。冬季に収穫された牛蒡は、煮物や炒め物などの温かい料理に使われることが多いです。

春季以降(3月以降):
一部の地域では春季にも牛蒡が収穫されることがありますが、春先になると徐々に旬を終え、茎が木質化してしまう可能性があります。

牛蒡の旬の時期には、旬の味わいや栄養価が最も高くなります。新鮮な牛蒡を楽しむためには、旬の時期に収穫されたものを選びましょう。

牛蒡の栽培方法について

牛蒡の栽培方法には、慣行栽培、有機栽培、自然栽培の3つの主要な方法があります。

慣行栽培:
一般的な日本の農業であり、化学肥料や農薬を使用して作物の生産量や品質を向上させる方法です。
牛蒡の慣行栽培では、化学肥料を使用して土壌中の栄養素を補給し、除草剤や殺虫剤を使用して雑草や害虫を管理します。
収穫量が比較的高く、農家にとって管理が容易ですが、化学物質の使用による環境への影響や、農薬残留物の問題が懸念されます。

有機栽培:
化学肥料や合成農薬の使用を最小限に抑え、自然な肥料や自然の敵を活用して作物を栽培する方法です。
牛蒡の有機栽培では、堆肥や有機質の肥料を使用して土壌を改良し、有機認証された農薬や天然の防除方法を用いて害虫や病気を管理します。
環境への負荷が低く、農産物の安全性が高いとされていますが、管理の手間がかかり、収量が慣行栽培に比べてやや低いことがあります。

自然栽培:
化学物質を一切使用せず、自然の力だけで作物を栽培する方法です。この方法では、土壌や生態系のバランスを最大限に活かします。
牛蒡の自然栽培では、自然堆肥や微生物を活用して土壌を育て、自然の生態系を利用して害虫や病氣を制御します。除草や草刈りなどは手作業で行います。
環境にやさしく、栽培された作物は化学物質を含まないため安全性が高いとされています。適切な量を栽培しているので、現在はまだ希少で、入手は容易ではありません。

まとめ

今回は、牛蒡の香りと甘みを存分に味わえる、お子様にも食べやすい牛蒡の黒ゴマスティックを作りました。

え?牛蒡ってこんなに美味しかったんだ!と目からウロコになること間違いなし。私は氣に入りすぎて、翌日も作ってしまったほどです。

今期の牛蒡が味わえるのもあとわずか。春のお腹デトックスにも大活躍してくれそうですね。本日もお読みいただき有難う御座います。

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