こんにちは、フミコです。今日は、旬の蒸し野菜を、手作り練りゴマダレで頂く、ヘルシーなお料理をご紹介します。
これは精進料理で在り、完全なヴィーガン食、そしてグルテンフリーでもあるため、どなたにも抵抗なく食べていただけるメニューです。
また、自家製の練りゴマダレは、手作りといえども、あなたが拍子抜けするほど簡単なので、レパートリーの一つにぜひ加えてみて欲しい手法です。では、本日も楽しんで参りましょう♪
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練りゴマペーストの扱い方
まずは、練りゴマペーストの扱い方から習得しましょう。これまで練り胡麻を使ったことがないかたは、これを知ることで更に自炊ワールドが広がること間違いなしです。
私が今回購入したのは、こちらの練り胡麻ペーストです。
敢えてチューブ入りのパッケージを選んでいます。このようなチューブ式の他に、蓋つきボトルに入っているものも売られています。けれどもなぜ、敢えてチューブ入りにしているのかというと、ゴマオイルを混ぜやすいからです。
市販の練り胡麻の特徴として、ゴマペーストと、胡麻から出た油が、容器の中で分離しているのです。ボトル容器で言いますと、上部にゴマの油が浮いていて、下部に硬めのペーストが沈んでいるといった具合です。
チューブ式でも同様に、キャップに近い上部にオイルがあり、下部に硬めのペーストが沈んでいます。
使用時には、これらを混ぜ合わせるのですが、チューブ式なら容器全体を手で揉めばいいわけです。その点、ボトル式ですとスプーンなどで毎回かき混ぜなければなりません。
というわけで、チューブ式の練り胡麻を容器ごと手で良く揉んで、硬くなっているペーストとオイルとをよく中和させましょう。
練りゴマダレを作る
良く揉んで中和させた胡麻ペーストを、器に出します。
そこに、醤油と味の母を混ぜ合わせます。
ここで注意していただきたいのが、再度の分離です。ゴマペーストと、醤油+味の母の液体とが今度は分離しやすいのです。
ですから、ここは焦らずジワリジワリと混ぜていきます。ペーストを、スプーンで少しずつ液体に混ぜ込んでいくイメージです。最後にグルグルと全体を混ぜ合わせて出来上がりです。めちゃ簡単~!
蒸し野菜に付けて頂く
今回は蒸した人参と大根を用意しました。その他、蒸し野菜に向く季節のお野菜を以下で挙げてみますね。
スナップエンドウ
春キャベツ
さやえんどう
かぶ
オクラ
そら豆
かぼちゃ
牛蒡
薩摩芋
玉ねぎなど
これらの野菜も蒸していただくと、その素材の旨味が存分に引き出され、シンプルながらも美味しい一品になります。
練り胡麻ペーストを使いこなす
タレのバリエーションもいくつか挙げてみますね。
胡麻だれ:
練り胡麻ペーストに醤油、みりん、お酢などを調合して作る定番の胡麻だれです。お好みでごま油やお酒、おろしニンニクなどを加えても美味しいです。
胡麻醤油タレ:
練り胡麻ペーストに醤油と水を混ぜ合わせ、お好みでビートオリゴやみりん、おろしショウガを加えたシンプルなタレです。焼き魚や鍋料理にも合います。
胡麻マヨネーズ:
練り胡麻ペーストをマヨネーズに混ぜて作るクリーミーなタレです。お好みでレモン汁やゆず果汁、お酢、お塩やビートオリゴを加えて調整すると、ドレッシングとしても楽しめます。
胡麻ポン酢:
練り胡麻ペーストにお酢や梅酢を加え、軽くビートオリゴやみりんで甘みを加えるタレです。冷や奴やグリル野菜、各種サラダにかけても美味しいです。
胡麻味噌:
練り胡麻ペーストに味噌を混ぜ合わせた濃厚なタレです。お好みでみりんや酒、ビートオリゴや玄米甘酒を加えて甘みをつけると、焼きおにぎりや焼き野菜にぴったりです。
これらの横展開は、練り胡麻ペーストの風味を活かしながら、様々なお料理に合わせることができます。お好みに合わせて、調整を加えてみてください。
食べた感想とまとめ
練りゴマダレに、蒸した自然栽培の人参をつけて頂きました。
蒸したことで人参の自然な甘さが際立ち、それをコクのある練りゴマダレが包み込んで感動の美味しさでした。
それから自然栽培の大根も。こちらはじゅわっと大根の甘い水分と共に、練り胡麻の風味も頂けて、お箸が止まりませんでした。タレは少量でも、かなりの量のお野菜を食べてしまいますので、蒸し野菜は多めにご用意することをお勧めします。
練りゴマダレは、扱い方と混ぜ方のコツを掴んでしまえば、無限に横展開できます。ぜひあなたオリジナルのご家庭の味を、あなたの手で創り出してみてくださいね。本日もお読みいただき有難う御座います。