こんにちは、フミコです。今日はめちゃ大好きなお料理、エノキ軸のグリルをご紹介します♪超激安なのに、私にとってはご馳走の部類です。えのき茸の軸なんて、いつも捨ててたってかたは、一度試してみてください。私は30年以上前に初めて知ってからは、これほど美味しい部位を捨てるなんて、もう考えられません。では本日も楽しく参りましょう。
音声で聴きたい時は
エノキ軸のグリル
材料:
えのき茸
米油
焼き塩
青のり
作り方:
1.えのき茸をビニールパッケージの上から、下の部分0.5~1センチを切り落とす。(石づきの部分のみを切る)
2.軸のまとまりを崩さないよう、0.5センチくらいの幅で輪切りにしていく。そのままてっぺんまでその幅で切り終わる。
3.軸がまとまっているものだけを、グリルパンやフライパンに移す。残りのバラけたエノキは、別皿に取り分けておく(こちらは別料理で使います)
4.グリルパンに乗せたエノキ軸の塊の上から米油をかける。
5.こんがりきつね色になるまでじっくり両面を焼く(片面グリルの場合は、途中上下をひっくり返す)
6.焼きあがったら器に盛りつけ、上から焼き塩と青のりをトッピングして出来上がり
食べた感想
こんがり焼きあがった軸は、エノキの旨味が凝縮され、一口食べて毎回感動します。これぞ自然の旨さという感じ。
余計な味付けは必要ありません。むしろそれは邪魔になります。
シンプルな塩味で、えのきの大元を頂くイメージです。青のりは彩を良くするためなので、無くても構いません。
えのき茸の詳細
日本の伝統的な食材であり、その名前は「縁起茸(えんぎだけ)」から来ています。この名前は、縁起が良いとされるため、お祝いの席や特別な料理に使われることがあります。
えのき茸は、一般的に白い色をしており、細長い形状をしています。その姿は、「えのき」や「えのきだけ」と呼ばれることもあります。通常、生で食べることができますが、炒めたり、スープに入れたり、さまざまな料理に利用されます。
食物繊維やビタミン類(主にビタミンD)を豊富に含んでいます。特に、β-グルカンという食物繊維は、免疫機能の向上やコレステロールの調整に役立つことが知られています。また、抗酸化物質も含まれており、健康への様々な利点が期待されています。
栽培が比較的容易で、様々な料理に使われるため、日本では安価で価格も安定しており、家庭の定番食材として活用されています。
得られる健康効果は?
免疫機能の向上:
えのき茸に含まれるβ-グルカンは免疫機能をサポートし、体内の抵抗力を高めることができます。
コレステロールの調整:
食物繊維やビタミンDなどの成分が、コレステロールのバランスを整え、心血管の健康をサポートします。
消化器官の健康維持:
食物繊維が消化器官の働きを促進し、消化管の健康を維持します。
抗酸化作用:
抗酸化物質が体内の活性酸素を除去し、細胞の老化やダメージを抑制します。
ビタミン・ミネラルの補給:
えのき茸にはビタミンDやビタミンB群、カリウム、リンなどの栄養素が豊富に含まれており、健康な身体を維持するのに役立ちます。
まとめ
安い食品の代表格であるエノキ茸の、しかも一般的には捨ててしまう部位である軸を料理するって、戦中戦後か?と突っ込まれそうな一品を、ここでご紹介していいものかと、実は躊躇していました。
けれども私自身が大好きな定番料理ですし、時代の転換期である今は、ある意味、戦中戦後みたいなものですよね。今回はエノキ茸の二種を焼きましたが、白色のみでも十分すぎるほど美味しいのでぜひお試しください。本日もお読みいただき有難う御座います。